12月8日(金)
今日は神楽の話をする日。
これまで宇佐神宮や地域の寺社のことの話はたくさんして来たけど、神楽のような無形文化の話というのは形のない信仰を具体的に表現しなければならないのでなかなか難しいんだよなあ。
もう随分前に神楽の話をしたことがあるけど、その時は全くうまく喋れなかった。
その時の苦い経験が今日の講演前に大きくのしかかっていました。
しかもお話会の会場は、豊前神楽の歴史上、最も早くに神官の神楽が氏子に伝えられた地域の方々が住まれる地域だよ。
怖い怖い怖い~(;´Д`)
ちょっとヤバいって(汗)
会場入りして講師の席から参加者の皆様を見ると、やっぱりみんな私の事を覗くような目で見てる~。
まな板の上の鯉ってこのことだよ。
いよいよ神楽の話を始める。
声が震える。ポインターを持つ手も震えている。
目をつむっている人を見れば、私の話がつまらないのだろうか、と思ってしまう。
自分でも何を喋っているのか分からなくなるよ。
講演が終わって皆様から「知らないことだらけだったよ」とか「もっと話を聞きたかった」とか「次の会場はどこですか?もう一度聞きたい」と言ってもらえた。
嘘でもめちゃくちゃ嬉しい。
皆様に感謝です。
主催者の皆様、ありがとうございました。